最近は毎日暑い日が続いていますねぇ。海開きもあり、海水浴客やサーフィンなどマリンスポーツを楽しんでいる人も多くなってきて海は賑わっていますね!
暖かい地方では早い時期からクラゲが出てきます。今年は4月に一回刺されましたが、その後雨も多く続いたためか全くでず・・・。
夏はノーストレスでサーフィンを楽しみたい!海水浴も可愛い水着を着て楽しみたいものです。クラゲの対策と対処方法を紹介したいと思います。
クラゲがなぜ刺すのか?
クラゲは餌を捕まえるために刺すそうです。触手を伸ばして、引っ掛けたものを食べるクラゲ。毒針はクラゲ自身が出そうと思って出しているのではなく、ぶつかったら反射的に出てしまうそうです。たとえ体がなくて触手がちぎれてても、陸で死んでいたとしても刺されます。
このクラゲには要注意!
全く刺さないクラゲもいれば刺されるとビリッと痛みを感じるクラゲがいます。水族館でみるとクラゲは綺麗で見惚れてしまいますよね。日本でも約200種類のクラゲが生息していると言われています。
アンドンクラゲ
アンドンクラゲは傘を上下にして自分で水中は泳ぎます。結構泳ぐスピードが速いそうです。触手に触れるとびりっときます。写真で似たのを見つけれなかったので、検索してみてください。写真で見る感じ触手が4本あり長いイメージです。
今日刺されたやつはこれじゃないかと思います。
アカクラゲ
名前の通り色が赤っぽく、触手の長さが2mにもなるのが特徴だそうです。強い神経毒をもっており、刺されると強い痛みを感じます。また、ミミズ腫れや水膨れ、ひどい場合は呼吸困難になることもあります。アンドンクラゲに比べ遭遇率は低いクラゲです。
九州の日本海、太平洋側で結構入りますが、出会ったことはないです。でも2年前刺されたやつは結構痛みが強くて、ミミズ腫れしたのでもしかしたらアカクラゲに刺されたのかも?
カツオのエボシ
見た目が青く、直径は10cmほどしかなく青いビニール袋のように見えるので触らないように注意しましょう。触手は2m程度あるものもいます。触手に毒があり、刺されると電気ショックを受けたような痛みが走り痛みが続くそうです。
2度目に刺されるとアレルギー症状を引き起こし、最悪な場合死ぬ危険性もあるほど危険なクラゲです。海のトイレや掲示板などにも注意の張り紙がされているほどです。
カツオノエボシは自分で泳げないので風が岸から沖に向かって吹いているときは沖に流されるのでみなくなります。場所により沖に吹く風の時はいないので自分のサーフポイントの向きを頭に入れておくと良いと思います!
まだ出会ったことはないですが、サーファーさんの目撃情報を聴取しておくといいかもですね!
刺されないための対処法
クラゲに刺されないためには皮膚を出さないのがオススメです。そのため皮膚を覆ってくれるウエットスーツやラッシュガードなどを着れば刺されることはないと思います。今はウェットスーツも1mmなど薄いのもあり、友人がものすごく動きやすいと言っていました!肌の露出したくない人、日焼けしたくない人、クラゲに刺されたくない人にオススメです。
ノーストレスでサーフィンしたい!水着で楽しみたい!という方には、
クラゲよけの日焼け止めがオススメです!
塗りすぎると、テイクオフの時やライディング中に滑る可能性はありますので注意です。塗ってすぐ入るよりも塗った後時間を10分程度開けると良いと裏の説明にも書いてあると思うので10分開けて、乾燥してから入水するようにしましょう!
また、時間が経つと日焼け止めの機能同様効果がなくなってくるのでこまめに塗り直しが必要です。1時間程で今日は刺されたので、こまめに塗り直しましょう!
刺された時の対処法
①すぐに海から上がる
②触手を抜く(目で見て確認できる場合):絶対素手では触らないようにしましょう。手袋かピンセット、最悪ハンカチなどを当てて抜くようにしましょう。
③洗い流す(触手が確認できない場合は不要):真水ではなく、海水で優しく洗い流しましょう。
※気になる方は病院受診をしましょう!※いつもと違うような違和感を感じたりする場合も病院受診をしたほうが良いと思います。
④温める or 冷やす 専門家で意見が分かれるそうです。
詳しくはライフセイバー協会へ 下記にリンク貼ってます!
クラゲにさされたら | 【公式】JLA | 公益財団法人 日本ライフセービング協会知人のサーファーの方は、刺された直後から強い痛みと感覚がなくなって力が入らなくなって人に運んでもらったという話もききました。いつもより違和感を感じたり、蕁麻疹やアナフィラキシー症状など出た時はすぐに病院に行きましょう!
アナフィラキシーを発症すると、皮膚のかゆみや蕁麻疹、唇や舌のむくみなど全身にさまざまなアレルギー反応が起こります。
一般的な症状:・蕁麻疹・皮膚のかゆみや赤み・唇や舌のむくみ・吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・息切れ・呼吸をするとゼーゼー、ヒューヒューと音が聞こえる など
重い症状:・呼吸困難・意識消失
メディカルノートホームページより
サーファーは納豆を食べないほうが良い?!
皮膚科に行った際によく「サーフィンしてるの?してるなら納豆は食べないほうがいいよぉ〜」と言われます。
納豆アレルギーの原因物質は発酵してできる独特のネバネバ(ポリガンマグルタミン酸(PGA))です。クラゲに刺されると、クラゲの毒針を差し込む時にPGAを作り出すそうです。なので何回もクラゲに刺されるサーファーは、PGAに対する交代が体の中に作られて、納豆を食べた時と同じ成分のネバネバに反応しアレルギーが発症しアナフィラキシー症状を起こすことが報告されてるそうです。なので、サーフィンやマリンスポーツをしている方はクラゲと納豆に注意が必要だそうです!
まとめ
・暖かくなってくるとクラゲの出没が増えてきます。マリンスポーツや海水浴などのレジャーの方は今時期注意です。
・クラゲは自分の身を守るために刺すでのはなく、触手が当たると反射的に毒針が出てしまうそうです。体が離れ触手だけでも、毒針が出るので陸に打ち上げられてても触らないようにしましょう。
・要注意クラゲは、アンドンクラゲ、アカクラゲ、カツオノエボシなどです。
・対処法として、肌を露出しないようにする!露出部分はクラゲよけの日焼け止めで対処しましょう!
・それでも刺されてしまった場合は、すぐに海から上がり手袋もしくはピンセットで毒針をとりましょう。それでもついている場合は、洗い流すことをお勧めします。※違和感や痛みが強すぎたり、アレルギー症状などある場合は病院受診を!
海水上は身動きが取れなくなると致命傷になる可能性もあるので、刺された際はすぐに上がりましょう!刺されない対策を行うことが一番ですが、刺された時のことも考えて対処法など頭の隅に入れておくのも自分の身を守るために大切です。用意周到!サーフィンやマリンスポーツ、海水浴を楽しむためにも海のことを知っておきましょう!