編み物は趣味としてはもちろん、施設やリハビリなどの作業療法としても多くの方に人気です。今回は編み物の魅力や効果、趣味にするメリットについて紹介したいと思います。
編み物の魅力
編み物は手軽に始められる
大きな魅力の一つとして手軽に始めれるということです。新しいことを始める際は道具などを揃える必要があります。編み物は100円均一にいけば編み物で必要な毛糸、針(かぎ針など)、目の印など全て揃えることができリーズナブルに始めることができます。
100円の毛糸でも可愛い柄がたくさん売っているので作ってて楽しくないります♪
ただ、毛糸の量などが少ないのでヘアバンドやカバンなど作るにしてもまとめて買った方が安い場合もあります!自分が作りたいものがどのくらい毛糸の量が必要か計算してから購入した方がいい時もあります。
一応下にもリンクを貼っておくので参考にしてみてください。
場所を選ばずできる
編み物は、自宅はもちろん、電車での移動中やカフェ、仕事の休憩時間など、好きな場所で好きな時に楽しむことができます。
運動の趣味などであれば、運動できる格好に着替え、運動が行える場所までいかなければないラナという手間もなく、思いついた時に簡単に楽しむことができます。
マイペースに進められる
編み物は編むのに時間が必要な趣味ですが、中断しながらでも自分のペースで進めることができます。忙しい人にとっても最適です。
自分のライフスタイルに合わせながら楽しめる
編み物は自分が作りたいものを積み重ね形になる楽しさを実感できます。また、大勢でワイワイ話しながらでも、黙々と一人で進めたい人も、自分のスタイルで続けることができます。
達成感
さらに作品を完成したときの達成感も編み物の魅力の一つです。
初心者では、何度もやり直したり自分好みに仕上げるのに悪戦苦闘しますが、そういった中でできた作品は達成感と喜びを感じます。
自由度がある
編み物は針と糸があれば好きな作品を作ることができます。糸にこだわったり。デザインにこだわったり、編み方や編む強さ、糸の数など様々な部分を自分の好きなように調節することで、オリジナル作品にも挑戦できます。
失敗しても、糸を簡単にほぐすことができ、失敗を恐れずに挑戦することができます。
年齢を問わず楽しめる
体を動かすことがあまりないので、年齢を重ねても楽しむことができるアクティビティです。80代くらいの高齢者は経験している方も多く、また難しい工程が少ないので幾つになっても始められ楽しむことができます。そのため介護施設や通所サービス、リハビリでの作業療法などでもレクレーションなどの活動で行っている場所も多いと思います。
編み物は心身への効果も多く得られる
多くの文献でも報告されていおり、うつ病や認知症の予防やリラックス効果があると言われています。文献からも報告がある心身への効果を紹介します。
脳活動が活発
今回、NeUが開発した小型NIRS(近赤外光分析装置)による脳計測実験の結果、クロスステッチ刺繍や編み物を行うことで大脳の前頭前野を中心とした脳活動が活発化することが実証されています。
前頭前野は脳の司令塔と呼ばれる認知機能の中枢で、この部位の活動が日常的に活発化すれば認知機能の維持・向上が期待できるとされています。
年配の女性には刺繍や編み物などが好きな人も多く、好きな手芸に取り組むことで、楽しみながら脳の健康を維持することができるでしょう。
指先を使うことで脳の活動が活発になり、編み図を覚えることで短期記憶や空間認知能力が鍛えられ、楽しく前向きな気持ちで作業することで脳に良い刺激が与えられます。
クロスステッチ刺繍や編み物が脳活動を活発化する https://sac.tohoku-kc.co.jp/contents/joint-research_220526/ HPより
心の平穏を高める(不安を和らげ、慢性疼痛を軽減する効果)
オーストラリア版「ウィメンズヘルス」 英国版The Independent誌 編み物サイトKnit for Peaceに掲載された研究論文が、編み物にはうつな気分と不安を和らげ、認知症に発症を遅らせ、慢性的な痛みを忘れさせてくれる効果があると示しいるそうです。
ハーバード・メディカルスクールのMind and Instiute(心と体の研究機関)が、編み物をすると心拍数が1分あたり平均11拍下がり、”心の平穏が高まる“と発表した2007年の研究結果ある。
このようなメリットがあるのは料理、絵画、さらにクロスパスワードからも同様に、プラスの副作用が得られる可能性があると言われています。
リラックス効果
リラックスしている状態を味わうのに効果的な作業の一つが編み物です。編み物をすることにより、自律神経の調整に働くセロトニンの分泌が高まり心を穏やかにしたり、反復動作が心をリラックス状態に導いたり、瞑想と類似した効果が期待できるなど、さまざまなメリットがあることが研究により明らかにされています。
編み物を使った精神科作業療法~うつ病の場合 セラピスト+
趣味にするメリット
セラピー効果がある。
ヨガや瞑想と同じ効果があると言われています。編み物をすると集中して行えるため、結果として悩みやストレスを忘れることができ、身体をリラックス状態へ導いてくれます。さらび脳内で様々な神経伝達物質、心身の快適な状態を作り出してくれるため海外ではセラピーの一環として用いられているそうです。日本でも精神病院や介護施設で行っている場所も増えています。うつ病や慢性の痛み軽減、禁煙、ダイエットなども効果を発揮することもあるそうです。
ダイエットで間食をしてしまう原因は、単にお腹が空いた、栄養が足りないというよりも、なんとなく口寂しい、やることがないからついつい食べてしまうというほうが圧倒的に多いと思います。編み物をしていると両手が塞がって間食ができないだけでなく、目の前のことに集中しているため、間食をしたいという気持ち自体を忘れてしまうことができます。
やると分かりますが、本当に集中して黙々と作業できちゃいます!なので、悩みがあっても、やっている間は考えないし、編み物をしているとどうでも良くなってきます!
やっていると普通に2〜3時間と時間が経つのも早く余計なことを考えずに編み物のことだけを考えてしまうので痛みの緩和やリラックス効果も精神病院でも取り組む理由がわかるくらい自分でも効果を感じています。
また、仕事で利用者さんにやり方を教えてもらったり、一緒にやることで高齢者の方とも楽しく取り組むことができるのに認知面の進行を遅らせたり、不安や疼痛の緩和などの効果も期待出るので介護施設や通所サービスなどで働いている方は是非、利用者さんたちと編み物を取り組むことをオススメします。
実用性を兼ね備えている
趣味と実用性を兼ねることができることです。セーターやベスト、マフラー、帽子、スマホショルダーなど自分の好きなものを自分の好きなデザインで作ることができます。
自分が好きな形の欲しいものを好きなデザインで編めるので作る時もワクワクしながら編めます!私も小さい小物から作っています。youtubeで分かりやすく説明してくれるので何度も止めながら進めていくうちに形になってくるので本当に楽しいし、作ったものを身につけれるので作る過程も作った後も楽しいです。
老化防止になる
加齢による脳の衰えを防止する効果もあるとして介護施設や通所サービスなどでも行っているところもあります。
編み物は頭を使いながら手先をつごかします。さらに記憶力や集中力も必要になるため、脳にとって適度な刺激になり、物忘れなど認知機能の維持に役立ちます。
施設や通所サービスなど人が集まる場所で行えば他の方とのコミュニケーションをとる機会も増え、老化防止が期待できます。
まとめ
編み物は道具も100均全て揃って始められるのでリーズナブルに始められます。袖だけでなく場所も選ばずにやりたいと思った時に道具さえあれば始められます。
また、自分のライフスタイルに合わせ自分のペースで進めていくこともできます。年齢にも制限なく高齢になってもできるアクティビィなので作業療法やリハビリ、レクレーションなどで取り組んでいるところもあります。それだけでなく文献や論文でもたくさんの効果も報告され病院や施設などでも取り入れているところが最近増えていると思います。私も実際に利用者さんと一緒に教えてもらいながら作ったことがあります。
効果としては手を動かし図面など考えながらするため脳に刺激を与え脳の活性化による認知機能の維持・向上が期待できます。
また自律神経の調整に働くセロトニンの分泌が高まり心を穏やかにしたり、反復動作が心をリラックス状態に導いたり、瞑想と類似した効果が期待できると言われています。
不安感の緩和やストレス軽減、うつ病、慢性痛の緩和やダイエットなどにも効果が期待できると言われています。
やってみると本当に集中して取り組めるので、悩みがあってみ忘れてどうでも良くなるし楽しくて時間が経つのも早いので効果やメリットで言われていることが分かるのでオススメです!