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電動歯ブラシは手用歯ブラシに比べどう良いのか?ー実際に電動歯ブラシに変えてよかった点を踏まえてー

歯を大切にすることは、今後の将来に大きく影響を与えます。噛み合わせが悪くなったり、歯のバランスが悪いと全身に影響すると言われています。例えば、片方奥歯がないだけでバランスが悪くなると言われたり、噛み合わせなどでも認知症になる可能性が上がるなど多くの文献でも言われています。

職業柄高齢者と関わる機会も多く

・義歯で硬いものなどの好きなものが食べれない。

・義歯が合わず痛くて食べるのも億劫になる。

・歯がないため力が入らない。

など様々な方が悩まれているのも聞いてます。父も60代でありますが、義歯で硬いのが食べれないと言っていました。将来歳をとっても自分の歯でご飯を食べれるためにも若いうちから口腔ケアが大切だと思います。

電動歯ブラシと手用歯ブラシを比較して口腔ケアにどのような効果があるか調べてみたのでみなさんの参考になればと思います。

結論

文献などいろんな根拠を調べたところ小児や高齢者、手に力が入らないような病気の方は、手用歯ブラシより電動歯ブラシの方が有効な口腔ケアができると述べられていました。また、手用歯ブラシが苦手な方も電動歯ブラシを使用することを勧めているようです。

プラーク除去や歯肉の炎症への効果が期待できることは、自分の歯を守る手段となり得ると思います。自分の歯が守られることにより、将来歳をとった時も自分の歯でご飯を楽しむことが出来る可能性があると思います!近年では、歯の噛み合わせと全身疾患の関係が取り上げられるよになっており、歯を失うことで全身状態にも影響が出ると報告されています。

若いうちから歯の予防を行うことで

歯を守る=将来も健康でいれる

ということだと思います。

電動歯ブラシと手用歯ブラシ比較して

下記の文献からもブラッシングの方法をしっかり指導されて自己にて行うことが出来ていれば電動ブラシも手用歯ブラシも大きな差はないと言われています。歯ブラシ自体の硬めの毛先の歯ブラシがプラーク除去効果に高いことを示されたと言われています。

①ブラッシング方法および②使用する歯ブラシの硬さに大きく受けることが明らかとなった。すなわち、プラーク除去効果は主に歯ブラシの毛先を使うフォーンズ法やスクラッピング法、各方法に適用範囲内の硬めの毛の歯ブラシの方が高いことが示された。一方電動歯ブラシにおいては、ローリング法のような偏心運動型に有意差は認めなかった。

本研究な、被験者が健康な歯周組織、歯列を有し、歯科大学生および歯科衛生士であるが、電動歯ブラシと手用歯ブラシのプラーク除去効果について大きな示唆を与えるものと思われる。

電動歯ブラシと手用歯ブラシのプラーク除去と歯肉の炎症への効果 新井 高 鶴見大学歯学部第二歯科保存学教室 日歯周誌 47(1)1-10.2005

1974年に既に超音波歯ブラシが使用され、指導を受けない被験者において手用歯ブラシより有効であったのは興味深い。4)

Goldman HM:Effectiveness of an ultrasonic toothbrush in a group of uninstructed subjects.JPeriodontol,45:84-87,1974

下記の文献結果よりプラーク除去と歯肉の炎症への効果は電動歯ブラシの方が手用歯ブラシよりも効果があったと報告されています。これは、電動歯ブラシの回転数(振動)が手用歯ブラシと比較して大差があり、歯肉へのマッサージ効果が影響したからと述べられています。

○プラーク除去効果についての比較

文献10は、20秒間抜歯前にブラッシングを行い、その後すぐに抜歯し、隣接面および歯肉緑下のプラーク除去効果を調べたユニークな研究。その結果電動歯ブラシの方が有意に除去効果ぎ高かった。文献11.14を除く文献4から20までて、電動歯ブラシが効果的8.有意差なし6.手用歯ブラシが効果的1という結果。

○プラーク除去と歯肉の炎症への効果

文献21から49は、プラーク除去と歯肉の炎症への効果に関する論文。歯周疾患のメンテナンス中においては、電動歯ブラシと手用歯ブラシでPLI.PD.GI.BIに差はないと報告。GI.ALは電動歯ブラシの方が良いと報告がある。46)この差は電動歯ブラシの回転(振動)数が手用歯ブラシと比較して大差があり、より歯肉へのマッサージ効果が影響したためと思われる。文献26.34.37.48は歯肉の擦過傷についてみているが、電動歯ブラシによる擦過傷は特に認められず安全であった

電動歯ブラシと手用歯ブラシのプラーク除去と歯肉の炎症への効果 新井 高 鶴見大学歯学部第二歯科保存学教室 日歯周誌 47(1)1-10.2005

電動歯ブラシの利点と欠点

利点

・使用法が簡単・短時間で行える・歯ブラシが直接当たらない部分のプラークの除去ができる・歯肉のマッサージ効果がある

電動歯ブラシは使用方法が簡単であり、短時間で口腔全体をブラッシングできるという大きな利点を生かし、小児やハンディキャップの人、また手用歯ブラシを上手く行えない人には非常に有効です。

欠点

・重い・電力源を必要とする・高価、・パワーの強いブラシを使っていると、歯や歯茎を木津つける可能性がある。

手用歯ブラシの利点・欠点

利点

・時間がかかるが、丁寧に細かいところまで磨くことができる。・歯ブラシの交換が簡単。・安価・症状に合わせていろんな種類の歯ブラシから選ぶことができる。

欠点

操作が難しく、自分の歯の構造を知っていないと綺麗に磨けない。(綺麗に磨くには技術が必要。)

・磨き切るのに時間がかかる。

電動歯ブラシに変えてよかった点

私は2年前より電動歯ブラシを購入しました。元々小さい頃は虫歯だらけでいつも歯医者に通っていた記憶があります。

手用だと小さい頃から指導は受けていますが、歯磨きをするのが苦手です。歯科の定期検診で歯茎の出血や腫れなど説明時に言われることが多く、定期検診の時間もかなりかかっていました(歯石も結構ついてたみたいで)。でも電動歯ブラシにしてから、言われることが減り歯石の指摘箇所も減りました!

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指導で言われる部分が減っているし、定期検診の時間も前に比べてかからなくなったのは電動歯ブラシに変えてちゃんと綺麗に磨けている部分が増えたから良い兆候だなと自分では思っています!

電動歯ブラシはこちらを購入して使っています。


細かい部分はこちらを使用するように言われています。毎日は使いませんが、週一くらいは使用しています。


まとめ

手用歯ブラシでも丁寧に磨くことが出来る人は電動歯ブラシを使わなくでも歯を守ることが出来ると思います。しかし、ブラッシングが苦手な人や歯周炎を早く治したい!手を動かすのが大変!という方には電動歯ブラシがおすすめです。幾つになっても好きなものを食べれるようにする為にも自分の歯でいることが大切です。

定期的に歯の健診に行く!毎日歯磨きをしっかり実施すること!

いつまでも美味しいものに制限されず食べたいものを食べ、力を入れる時にも力を入れやすく踏ん張れる為にも若いうちから歯を守りいつまでも健康で生活が送れるようにしていきましょう!

ABOUT ME
rin8818hayashi
1987年生まれ。生まれも育ちも福岡の田舎です。 3年前にサーフィンライフを楽しむために宮崎へ移住。 経歴:専門学校卒業、国家資格を取得(平成21年)し、リハビリ職として15年間急性期〜維持期、在宅や通所・老健と医療や介護に携わってます。 自分の怪我の経験から普通の生活が送れることの有り難みや、多くの病と闘っている方々との関わりから何不自由なく好きな事をして過ごせている事がどれほど幸せなことなのか実感しています。 人生は一度きりです。どうすれば自分らしく生きれるのか、毎日笑顔で過ごせるのか、自分を幸せな気分にできるのか、そんなことを探しながら幸せの日々を噛み締めています。 ブログのテーマ ”自分が自分らしく生きれるためのちょっとしたコツを見つける!”