秋から冬時期は身体が冷えて辛い時期に入ります。女性の6割は冷えを訴えているそうで、私のその中の一人です。冷え対策として温活グッズなど心強い味方がたくさん出ていますが、食事や生活習慣から身体の内側からも温める身体作りができます。実際に私も食事を変えて低体温でしたが、平熱も上がり冷えも改善しました。
ここでは、冷え性の原因や対策、実際に食事を変えて変わったことを伝えれればと思います。
冷え性とは
冷え性(ひえしょう)または、冷え症は、特に手や足の先などの四肢末端あるいは上腕部、大腿部などが温まらず、冷えているような感覚が常に自覚される状態のことである。しかし、病態として統一的な定義は確立していないため、西洋医学的には漠然とした概念として捉えられている ウィキペディアより
冷え性の原因
筋肉量が少ない
筋肉は運動など筋収縮ことで熱を生み出します。また、筋収縮をすることで筋肉はポンプのような役割をし血液を押し上げてくれ(送り出す)ます。このような役割のおかげで全身の隅々まで血液を循環させて全身を温めます。筋肉量が少ないと代謝が悪くなり血流が滞ります。熱を生み出す力も弱い上に、隅々まで押すポンプの力も弱まるため、手足など身体の末端まで血液が行きにくくなることで冷える原因となります。
自律神経の乱れ
女性は月経があるため男性に比べホルモンバランスが乱れやすいです。このホルモンバランスが乱れると、体温を調整している自律神経が影響を受け、血液の循環を悪くし冷えの原因になります。
現代人は日々の生活が忙しく、精神的なストレスを抱えている方も多いと感じます。また、今時期など室内外の温度差が極端な場合も、身体に大きなストレスになります。このようにストレスを感じると自律神経が乱れてしまいます。ストレス状態が続くと交感神経が優位(緊張状態)に働き、血管が常に収縮した状態になるため血行が悪くなり、冷えの原因になりました。
身体の中から冷え対策をしよう!
たくさんの温活グッズが出ていますが、外からではなく身体の中から体を温めるような対策も行うことでそのようなグッズに頼らずとも本来の機能を改善させ維持することが大切だと私は思っています。
生活リズムを整える。
朝ごはんを食べることで内臓が動き出し、エネルギーを作ります。そのため朝から体が活動的になり、体温が上がります。生活リズムが整うと自律神経バランスも整うので冷え改善効果が期待できます。
朝時間がない方は、汁物(味噌汁)でもいいし、おにぎり一個でも具沢山にして食べることをオススメします。
朝暖かい味噌汁とおにぎりを食べるだけで本当に身体がポカポカして汗が出そうなほど温まります。ここ2〜3年前まで朝は菓子パンや食パンだけ食べていましたが、朝ごはんを変えるだけでも身体の体温を上げる効果抜群です!
体を冷えやすい食べ物を知ろう!
体を冷やしやすい食べ物は夏野菜に多いと言われています。
きゅうり、トマト、なす、レタスなどは冷やしやすいので食べるときはできるだけ温めてから食べましょう!
体を温める食べ物を選ぼう!
生姜は体を温める代表的な野菜です。生姜は加熱するとショウガオールという成分が身体の深部から温めてくれます。他にもミネラルやビタミン豊富なニンジンやゴボウなどがあります。ミネラルは体温保持に欠かせないタンパク質のサポートをし、ビタミンが血行を促進してくれるので
体を温める代表的な野菜は
・生姜・唐辛子・ニンジン・大根・かぼちゃ・ごぼう・蓮根・ジャガイモ・玉ねぎなどです。
また、シイタケとマイタケは、ビタミンBの一種であるナイアシンという成分を含みます。これが血管拡張作用や血行促進効果をもつとされています。
タンパク質を豊富に含む魚や肉も体内でエネルギーに変換させる際に熱量が生まれて体を温めてくれます。また、タンパク質が不足すると、筋肉に栄養がいかないため筋繊維が細くなり代謝も下げてくれるので特に運動後はしっかり摂りましょう!
もう生姜は欠かさず何の料理にも使っています。身体は温まるし、美味しいし重宝しています。本当に温まる食材を使う!冷たいものは好きだし、パンが大好きでよく食べてましたが、ご飯を食べてあったまる感覚がなかったので味噌汁にご飯、温まる食材をふんだんに使うご飯は食べるだけで身体がポカポカして毎食温まりを感じます。
飲み物も冷えているものはなるべく避け暖かい飲み物を摂りましょう!
冷たい水は体を冷やしてしまいます。この時期は冷えた飲み物が飲みたくもなると思いますが、冷たい飲み物は内臓を冷やして内臓の動きを悪くしてしまいます。また、冷えるので身体が冷えてしまいます。この時期は冷たいものを欲してしまうと思いますが、常温で飲むなど工夫した方が良いかと思います。
冷たいものを飲むとそんなに飲んでないのにぽちゃぽちゃするし、便秘にはなるし・・・。専門家の方に相談すると冷たい飲み物を飲むと内臓の動きを悪くするから良くないので飲料水は常温で飲むように言われました。常温にしてからは便通も調子が良いし、胃のぽちゃぽちゃ感は無くなりました!
実際に温まるような食材を使い料理を食べてみて変わったこと!
冷え性持ちの万年ダイエッターの私は、朝はパン派で実家でもずっとパンでした。ここ2〜3年前からはお米に変えて、一年半くらい前から朝と夕飯に味噌汁を摂るように変えました。プラスして身体が温まるような食材、特に生姜をどの料理にも入れるようになってから本当に毎食食べるだけでポカポカ身体が温まり汗をかきそうなほどです。ご飯を食べて汗をかきそうになることすらなかったからなんだか嬉しかったです。
代謝が良い友人は食事中汗かいてるし、そういう人は痩せている人が多い!
平熱体温も昔は35.4台でしたが、今は平熱が36.5°台と一度以上平熱が上がっています。手足の冷えもすごくて、特に冬は冷たすぎて寝る時もしんどかった記憶があります。今では手足の冷えも自分で感じないほど!
もちろん、冷え対策は食事だけではなくお風呂は湯船に浸かる、ストレッチや筋トレも続く範囲で軽めに行っています。でも食事や食後までポカポカ感じたり、汗をかきそうになるなど今までで感じたことがなかった分、食事だけでこれだけ体温が上がり、代謝が高まるんだなぁと感じました!
実際に10kg痩せるのに時間はかかりましたが、少し食べ過ぎが続いても2〜3kgの変動で1〜2週間くらいで元に戻っています。
料理など日々の生活の中での行動を少し変えるだけで、今では習慣化できています。ダイエットは継続・習慣だと思っています。年齢を重ねると筋力低下とともに下がってきますが、食事で体内を変えていくだけでも平熱体温をあげて冷え性も改善しました!試す価値はあると思います!
まとめ
・冷え性の原因は、筋肉量が少ないとポンプ作用が弱くなり全身へ血液を送れず血流が滞り冷えの原因になります。また、ストレスや生活の乱れなどで自立神経が乱れて交感神経が優位(緊張状態)に働き、血管が常に収縮した状態になるため血行が悪くなり、冷えの原因になります。
代謝が落ちると、血流も悪くなるため冷えになる原因を作ります。
・対策は、生活リズムを整える為にも3食しっかりご飯を食べましょう!特に朝ごはんを抜かずに食べることで内臓が動き出し、エネルギーを作ります。そのため朝から体が活動的になり、体温が上がります。生活リズムが整うと自律神経バランスも整うので冷え改善効果が期待できます。
・温まるような食材を使い温かい料理を食べましょう!味噌汁や体を温めるような食材を使うことでより深部から身体が温まります。
冷たい料理や冷える食材は避けるもしくは冷える食材を温めて食べるなど工夫して摂取しましょう!
・飲み物も、常温もしくは温かい飲み物をとり内臓の働きを良くして基礎代謝を上げましょう!
食事を変えるだけでも、内側から温まるこのを感じるだけでも「身体が燃やしているなぁ〜」と感じるし、気づいたらしんどかった手足の冷えも気にならなくなるほどになります。実際に平熱も上がって、暴食が続いても1〜2週間で増えても戻りを繰り返しています。
食事は毎日のことなので、温まりやすい食材を使い温まるものを食べる習慣を身につけるだけでもすぐに変化は現れなくても継続していくことで少しづつ変化を感じれると思います。代謝を上げて血行を良くすることで、冷え改善、ダイエット効果も期待できるので是非試してみてください!