私は2回転職を経験しました。転職サイトに登録して、ハローワークにも通って自分の希望の場所を見つけて面接を受けに行くと思います。やはりいい条件の場所は受ける人も多く今の職場を受けた際も1名採用で、受けた方が私を含め7名いました。面接を受けた日にデイサービスの管理者をしている友人に相談したら「お礼状出してみたら?」と言われました。面接後すぐにお礼状を書いて送付しました。7名の中から見事採用してもらえることができました。採用に決めてはお礼状だったと役職の方に話してもらってお礼状を出すことは大切なんだなぁと感じました。
医療関係のため、必ず対面面接がありますが企業によってはメールでやり取りする場合も多いみたいなので一概にお礼状を送る必要はないようです。
対面での面接後お礼状を出す必要性
お礼状を送付したからといって採否に影響を与えないと言われていますが、面接に対してお礼をするという行為を行うことで、採用担当者に丁寧な印象を持たれる可能性が高くなるのは事実です。
実際に私は、お礼状を出すことで担当採用者に丁寧な印象を持たれたこと、マナーがしっかりしているという理由で採用してもらえました。
次のようなシーンではお礼状が効果的になる可能性があると思います。
同条件の候補者が多数いる時
転職したい企業や職種によっては採用枠が少なく、応募者が殺到してしまう場合があります。短い期間の間に面接し候補者を絞っている場合は、お礼状を送付することで差別化を狙うことができます。
採否が微妙。手応えが今ひとつの時
お礼状は、面接後の機会を与えてくれた企業に対する感謝の意を表すものです。相手が採否に迷っている際は、熱意や人柄がひと押しになることもあると思います。やらなくて良いことですが感謝を伝えられ、心配りできることで好印象に繋がる可能性はあります。
医療介護関係など人との関わりがある職業
医療や介護関係の仕事など人との関わりがある職業は、礼儀は大切になってきます。お礼状を出すことで熱意や人柄が伝えられるし、礼儀や心配りができるという部分で評価されやすいと思います。実際に私もマナーがあるという部分で評価してもらえたので人と関わるような職業の方は、お礼状を出すことで好印象に繋がります。
お礼状を送る際の
お礼状は面接を受けた当日に出す
面接が終わった後、面接当日に送付するようにしましょう!面接官が自分の印象が残っているうちに届いた方が、印象と内容が結びつきやすいからです。メールや封書など手段に関わらず、出来るだけ早めに送付することが大切です。
私は面接が終わってすぐに書いて出しました。その時面接官だった人にも、お礼状すぐ書いて出したやろ?お礼状が届いてすぐこの人にしよう!って決めたよぉと言ってました!
縦書きで白無地のシンプルなデザインで送る
ビジネスマナーとして目上の人に対してお礼状を送付する場合は、横書きは失礼と考えられます。ハガキや封書どちらにしても縦書きが鉄則です。また、デザインは色付きや柄入りのものは避けて白無地のシンプルなものが基本です。今では、コンビニやスーパー、ダイソーなどにも縦書きの封書が売っているのでない方は、買っておきましょう!
誤字脱字に注意 慎重にチェックを
当然のことですが、誤字脱字には細心の注意を払いましょう。誤字脱字がある場合、文章の質を下げ、信用を失う可能性があります。間違えがないか、今一度見直しミスがあったら新しいものに書き直しをしましょう。修正テープは使わないのが鉄則です。
企業名や担当者名など絶対に間違えてはいけない部分は何度も間違えていないかチェックしておきましょう。
ビジネスマナーを守って書く。 敬称を間違えない
メールも同様ですが、ビジネスマナーを守って正しい日本語を使うことが大切です。正しいと思って使っていた敬語が間違っていたりすると印象が悪くなってしまいます。正しい敬語を使い書きましょう。また敬称や敬語表現なども相手によって異なるので、あらかじめ確認して間違えないようにしておきましょう。
企業や部署宛に送付する場合は、「御中」
採用担当者など個人宛に送付する場合は「様」を使います。
敬語表現では相手先が病院・医院・クリニックの場合は「貴院」、各種施設の場合は「貴施設」など敬語表現が異なります。あらかじめ確認が必要です。
お礼状を書く目的と志望への強い気持ちを!
お礼状を書く目的は面接の時間を作ってくれた感謝の意を伝えることが大きな目的です。
時候の挨拶や名前の直後に述べるのが基本だそうです。相手にスムーズに伝わるように簡潔な文章を心がけて書きましょう。感謝の意を述べた後は面接の際に抱いた感想や興味を持ったことを簡潔に述べ、志望への強い気持ちを伝えましょう。
まとめ
面接に対するお礼状は全ての企業で送る必要はありませんが、絶対に後悔したくないのではれば想いを伝えることはとても大切です。お礼状を出したことによって、その心遣いが採用の決め手になったと言われるケースもゼロではないです。実際に私も1名採用の枠に7名受けた一人ですが、お礼状を出したことで採用され働くことができています。
ただお礼状を送れば良いという訳ではありません。誤字脱字や敬語の使い方などがあるとかえって悪い印象を与えてしまう可能性もあります。採否のために書くのではなく、お礼の気持ちを伝えることを心がけましょう。転職活動の参考になれば幸いです。