サーフィンを始めると耳慣れない言葉が多く出てきます。また海あがりに聞かれることも・・・。サーフィンを始めたらサーフィン特有の専門用語を少しマスターしておくとコミュティも広がりので紹介したいと思います。
波の部位の名称
リップ
今にも崩れようとしているところの場所です。上級者はここにアクションを起こして技をします。
ショルダー
波の中でこれから崩れていく、波が盛り上がって張っている場所。ショルダーが張っている波はライディングに向いています。ピークに近い部分が一番パワーが強く段々と弱くなる場所です。
カール
波の先端で波が巻き上げている部分になります。
フェイス
波の中でショルダーからボトムまでの波の斜面のことです。基本的にこのフェイスで行います。
ボトム
切り立った波の中で一番下の部分です。ライディングに必要なターン(ボトムターン)を行う場所です。反対語はトップといい切り立った波の中で一番上に位置します。
トップ
崩れている波の中で上の部分をさします。反対語はボトムになります。
スープ
波が崩れ気泡まじりになった白い部分です。ホワイトウォーターともいうそうです。ビギナーさんはスープで波に乗る感覚をつかむのに良いと思います。
初心者の頃はスープで乗ってました。繰り返しスープで波に押される感覚をつかむと良いと教えてもらって繰り返し練習してました!
ピーク
波が一番最初に崩れるところです。ピークにいる人が波を乗る権利がなる人になります。テイクオフ(立ち上がる)するのに一番良い位置になります。
風向き
オフショア
陸から海へ向かって吹く風。
オンショア
海から陸へ向かって吹く風。
波の種類
掘れた波
波のトップがカールして切り立ち、テイクオフ時には滑り落ちていくような波です。ロングボードでは難しくショートボード上級者向きの波になります。
初心者には難しい波です。
速い波
波のピークからショルダーまでの崩れるスピードが速い波のこと。ダンパー気味の波で、上級者なら抜けられると思いますが、初心者には難しい波です。
ダンパー
ショルダーがなく一気に崩れる波の状態を言います。サーフィンには不向きです。大体波がワイドなときにダンパーになっていることが多いです。
チューブ
筒状に巻いた状態の波になります。チューブに入る映像や写真を見るととてもかっこよくいつかしてみたいと思う人も多いと思います。めちゃくちゃ難易度が高いです!
たるい波
速い波やダンパーとは対照的な波になります。一度ブレイクするダラダラとショルダーが張りづらい波のためロングボード向きです。ゆったり波に乗ることができます。初心者向きが練習できる波です!
厚い波
波が厚く、なかなかブレイクしづらくウネリの状態で粘る波です。ロングボード向きの波質になります。浮力の高いボードであれば乗れる波です。
風波
オンショア(海から陸に吹く風)でサイズが上がってブレイクする波のことです。日本海が風波のことが多いイメージです。ピークが定まらず、ショルダーが張りづらく、見た目もぐちゃぐちゃでどこで乗っていいかわからない状態です。
初心者には向いてない波です。
アウトサイド
海の中で置きがわのこと。
インサイド
海の中で陸側のこと。
カレント
カレントとは離岸流のことで海の中になる潮の流れのことです。ビーチから沖に向かって流れる危険があります。波が大きくなればなるほどカレントも流れが強くなります。いつも入るポイントでも海底の地形が変わるのでカレントの位置も変化します。事前にどこでカレントが発生していそうか確認することが大事です。上級者などに聞いたり、近くのショップやローカルさんに情報を聞いていた方が良いです!台風時期などにサーファーが流されてニュースになっていることも多いです。
クローズ(クローズアウト)
波が大きすぎたり風が強すぎたりして、サーフィンできない波の状態です。
ショアブレイク
岸のすぐ近くで崩れる波のことです。
セット
3〜4本と続く大きめのうねりのことです。みんなこのセットを狙って乗ります。
テイクオフ
ボードに立つことです。
ドルフィンスルー
沖に出るために、崩れる波の下にボードと身体をくぐらせて、波の力をかわすテクニックです。
まとめ
サーフィンを始めて4〜5年目になりますが、この辺の用語はよく使うと思います!サーフィン用語を知っているだけでも、なんとなくコミュティに入りやすいです。初心者の方にはたるい波やスープで練習するのがおすすめです。大きな波で速いのはなかなか難しいと思います。大きい波の時に入ると、中〜上級者の邪魔になったり、事故にあう可能性もあります。安全に楽しむためにも、自分のスキルに合った波で安全に楽しく入りましょう!少しでも役に立てれば嬉しいです。