すっかり秋らしくなり、朝晩は冷え込むことも多くなりました。これからどんどん寒くなってくると、アウトドアやサーフィンなどの駐車場に野良猫がいたら猫があ車の中に入り込んでしまうことが増えるそうです。実際にサーフィンした後に、知人の車に子猫が潜り込んでて、野良猫なので人の気配で出てこないしで大変でした。出かけるのが好きな方は、駐車所に猫がいるときはきをつけ対処法をお伝えしたいと思います。
猫バンバンとは
自動車のエンジンルームやタイヤの間に入り込んだ猫を逃がすためにボンネットをバンバンと叩く行為、およびそれによって猫の安全や生命を守る取り組みである。
ボンネットを叩く音により猫を逃がすことは効果的であるが、怖がってさらに奥へと入り込んでしまう個体もいるため、ボンネットを開けて目視で確認することも有効である[5][7][12]。また動物保護団体「Clover」は、周囲に人がいて猫バンバンが恥ずかしい場合や急いでいる場合は、代替として自動車のドアを強く閉め直すことを提案している[13]。
猫以外では鳥類がエンジンルーム内に巣を作ることがあり[18][19]、気付かずに走行し発煙に至った事例が報告されている[20]。
Wikipediaより
なぜ猫が車に入り込むのか?
車を運転した後はエンジンが温まっているため、寒い時期になると狭く安全で温まっている場所を好む猫の習性でエンジンルームやタイヤの隙間に入ってしまうそうです。
特に子猫は入り込みやすいので注意が必要です。
猫がエンジンルームに入り込んだままエンジンをかけてしまうとどうなるか?
猫がエンジンルームに入り込んでいるのに気づかないままエンジンをかけてしまうとエンジンベルトなどに巻き込まれて生命の危険にさらされる可能性があります。また、猫だけでなく車自体もベルトが外れたりして事故の元になる可能性があります。
猫の気配を感じた時の対処法
猫の命を守ることはもちろん、車の事故予防のためにも寒い時期や猫の気配を感じたら次のことを行いましょう。
ボンネットやエンジンルーム付近を軽く叩く
猫の気配や近くに野良猫などがいる場合は、まずは軽くボンネットやエンジン付近をノックするように叩きましょう。叩いて出てくる猫もいれば出てこない猫もいるので、叩いてみて猫の気配、声がする場合はボンネットを開けて確認しましょう。クラクションを鳴らすのも効果があると言われています。急いでいるときはドアを少し強めに閉めるのも良いというのお聞いたことがあります。
知人の車は叩いても出てこず、子猫がずっと鳴いていました。鳴いている場合はどこにいるのかを確認しましょう。
なかなか出てこないけど車を動かさないといけない時は位置が特定できたらディラーに電話する。
知人の車に猫が入り込んだ時は、全然出てこずずっと鳴き声だけが聞こえていました。知人も帰宅しないといけないから困るとサーファーみんなで車を囲い、どこにいるのかを特定しディラーに電話していました。エンジンをかけてもベルトで巻き込んだりする場所ではなかったため、近くのディラーまで車を走らせて、途中子猫が落ちても大丈夫なようにそっち方面に帰る予定だったサーファーの子がゆっくり後からついていきディラーで子猫を捕獲しました。
子猫は野良猫だったため、ディラーで働いてた若い子が子猫を引き取ることになったそうです。子猫を捜索してたみんなで話を聞いて安堵しました!本当に良かったです。
もしエンジンベルトなど巻き込みそうな場所にいる際は・・・
エンジンベルト付近などベルトに巻き込まれそうな場所にいる際はJAFなどロードアシストサービスなど呼び猫を救出しましょう。知人もJAFを呼ぶか迷った末、ディラーに電話して確認していました。ロードアシストサービスを呼ぶ前に一度ディラーなどに電話し確認することをオススメします。
日常的に猫を寄せ付けない対策を!
アウトドア好きな方や自宅周囲の駐車場に猫がいる場合は、日常的に猫を寄せ付けないような対策をしましょう。
車庫がある場合は、しっかりと猫が入らないように締め切りましょう。「猫が嫌がるニオイ物質」や「猫が通りにくいトゲトゲ」を置くだけで効果が出ることが多いです。
アウトドアなどする方には↓
やりすぎは動物愛護法違反になる
猫がこないように嫌がらせをしたりとやりすぎると動物愛護法違反になるので注意しましょう。
愛護動物をみだりに殺し又は傷つけた場合は、5年以下の懲役又は500万円以下の罰金に処されます。
愛護動物に対し、みだりに、その身体に外傷が生ずるおそれのある暴行を加え、又はそのおそれのある行為をさせること(中略)1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処され、遺棄した者も、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されます。
(出典:環境省自然環境局サイト)
まとめ
これから寒くなっていく時期は、エンジンで温められている車は、暗くて狭く暖かい場所は猫の習性的に好む場所で車の隙間入り込んでしまうことが増えます。
自宅駐車場の周囲や、アウトドアなどでよくいく場所の周囲に野良猫がいる場合は、車に入り込む可能性があります。気づかずにエンジンをかけるとベルトに巻かれて生命の危険にさらされます。また、動物が入り込むことでベルトが外れるなどして事故を起こす可能性もゼロではありません。
エンジンをかける前にボンネットやエンジン付近を叩いたり、ドアを少し強めに閉めるようにしましょう。それでも猫や動物などの気配を感じる場合は、ボンネットを開けて中を確認したり、気配や声で位置を確認しましょう!
時間がある場合は、出てくるのをもつことも良いと思います。急いでいる時は、ディラーに動物がいる車の位置を伝えてどうすれば良いのか指示を仰ぎましょう。
近くのディラーに持っていく場合は、猫が落ちても大丈夫なようにゆっくり走行しましょう。できれば、友人や知人に後方からついてきてもらい万が一猫が落ちても轢かれないような対策をすると良いかと思います。JAFなどロードアシストサービスを呼ぶように言われた際は電話して待ちましょう!
自宅駐車場の周囲を野良猫がウロウロしていたり、サーフィンなどアウトドアでよく行く場所の周辺で野良猫がいる場合は日頃から猫が近寄らないように対策をしておきましょう!
動物の命を救い、車事故を阻止するためにも猫バンバンをして快適な生活を送りましょう!