20代の頃は、保険に無知すぎて怪我をきっかけに民間の保険にたくさん入って保険貧乏でした(笑)。しかし、社会保険の仕組みなどを詳しく調べてみると目から鱗情報が盛りだくさんで保険も見直すことができました。今回は、国が提供している社会保険について何も知らない方へ簡単にどのような保険があるのか説明します!
社会保険ってなに?
社会保険制度とは、社会保障の分野のひとつで病気、老後、失業、労働災害、介護などの生活上のリスクに備える保険で、人生のさまざまなリスクをまんべんなくカバーしてくれるのが「日本の社会保険制度」です。私たちは社会人になると自動的にいざという時のためにさまざまな保険に加入することになります。
これはリスクに見舞われればたくさんのお金が必要になり、自分1人で対処しようというのもむずかしい・・・・。そこで、これらのリスクを社会全体で対処しよう!=みんなでお金を出し合ってリスクに備えようという仕組みが社会保険です。公的保険は、保険料で足りない部分を税金でカバーしているため、民間の保険よりも断然お得なのです。
社会保険は5つの保険でリスクを備える。
生活上のリスクに備えるために、社会保険は5つの保険でできています。国民はこれら5つの保険のすべてまたはいくつかに必ず加入することになります。
⭐️医療保険
👉病気や怪我の治療代を安くしてくます。日々の暮らしの中で病気•怪我を避けて生活することは難しく虫歯になったり、コロナやインフルエンザにかかったり・・・大きなケガになればお金もたくさんかかることになります。そんなときのために治療費を安くしてくれるのが医療保険です。
⭐️介護保険
👉高齢者の介護を社会で支えようという目的で作られた保険です。40歳以上のすべての方が介護保険に加入することになります。介護保険があれば介護が必要と認定された人が介護サービスの利用料が安くなるという仕組みです。
⭐️年金保険
👉長生きした時の老後のリスクに備える保険です。年金は65歳になると毎年もらえるお金です。年金は歳をとったときだけじゃなく大きなケガをしたときや亡くなったときにももらえるそうです。
⭐️雇用保険
👉会社などに雇われている方が加入する保険です。失業したときの生活を助け、再び新しい仕事に就けるようお金を支給してくれたりします。育児や怪我などで仕事を休む方にもお金を支給してくれたりもします。※雇用保険に加入している方に限り。
⭐️労災保険
👉働く人を守ってくれる保険です。仕事によって怪我や病気をしたり、死亡した時にお金を支給してくれる保険です。正社員だけじゃなくパート•バイトなどの賃金を支給されるすべての人に対して対応してくれるそうです。
会社員と自営業者の違い
知らないと絶対にソンをするお金の話 監修 ファイナルシャルプランナー 畠中 雅子
会社で言われる社会保険ってなに?
会社やバイトで言われる社会保険は、健康保険と厚生年金保険です。決められた時間•日数を超えて働くと、学生のアルバイトでも社会保険に加入して保険料を支払うことになります。アルバイトの方は一般社員の4分の3以上になると社会保険に加入することになるので注意しましょう。※気になる人は勤務先によってかわるので勤務先で確認すると良いかと思います。
👇厚生労働省の2022年10月以降の新たに社会保険の適応対象になる項目や保険料の案内やどう変わるかなどの詳細説明などがあったのでリンクを貼って起きます。
バイト・パートの皆様で気になる方はチェックしてみてください。
https://www.mhlw.go.jp/tekiyoukakudai/dai1hihokensha
参考書や引用元
・みんなが欲しかった!FPの教科書3級 滝澤ななみ
・知らないと絶対にソンをするお金の話 監修 ファイナルシャルプランナー 畠中 雅子
・元東京国税局職員が教えるお金の基本 元国税専門官 小林義崇
※厚生労働省のホームページ