サーフィンを始めて5年になりますが、本当に難しいスポーツです。これまでにも水泳、陸上、バスケ、サッカー、卓球、ゴルフ、ウエイクボード、スノーボードにスキーなど色々経験してきました。ウエイクボードを始めたのも20代後半で遅かったですが、3〜4年練習を頑張って全国大会出場し5位に入賞することができました。横乗りは生活の中でしないような動作が多く、できるようになるのにかなり練習しました。
しかしそれ以上にサーフィンは難しく、ボードの上に立つまでに心が折れそうになることもしばしば・・・。立てるようになっても横に走ったり長く乗れるようになるのにかなり時間がかかります。
・反復練習ができない
・同じ波は2度と来ない
・地形や風などで波の状況も変わってくる。
常に同じ状況でないためボードに立つまでに挫折する方も多いと思いますが、ボードに立って海の上を滑る感覚を味わってしまうと経験したことのない感覚と非日常で世界が広がりサーフィンの虜になってしまいます(笑)
やっとアップスができるようになりましたが、できることが増えれば増えるほど楽しさと斜面を走り抜ける快感にハマっていき抜け出せなくなります(笑)
自分がここまで諦めずにできるようになったコツを紹介できればと思います。
仲間とサーフィンをする
サーフィンを始めたばかりの頃は、なかなか一人で行くのも億劫になります。誰かと一緒に始めたりサーファー仲間と一緒に海に入ることで、「この人達に追いつきたい」「上手くなりたい」「友人に負けたくない」と思え強い動機が意欲を高める糧となり積極的に取り組めます。
始めた当初は同じくらいに始めた友人と一緒に行ってました。途中から一緒に行けなくなリましたが、サーフィンをしている友人伝で知り合った方が海に詳しく頻繁に海に行っていたので一緒に連れて行ってもらってました!波が大きかろうと小さかろうと必死について行ったのを覚えています(笑)
一緒に行くような仲間や友人がいない場合は、サーフィンスクールに参加することをオススメします。ルールやマナーだけでなく、陸で立つ練習、海でも立てるように板を押してくれたりとサポートをしてくれるのでその日に立てるようになる方もいると思います!また、サーフィンスクールに参加することでショップの方達と知り合いそこから海のコミュニティが広がったり、サーフィンを続けていると海での知り合いも自然と増えていくので心配入りません!
とにかく海に入る回数を増やす
休みがある時は必ず海に行き日の出から日没までずーっと海に入ってました。夏だけでなく、真冬の寒い時期も入っていました。サーフィンは本当に難しいスポーツで、レジェンドサーファーですら
サーフィンという難しく、時間がかかるスポーツを続けることができる人間は何をやっても上手くいくはずだ。 ジェリー・ロペス
と考えるほどです。サーフィン上達のためには膨大な練習時間と努力が必要になることは言うまでもありません。
実家にいる頃はポイント場所まで1時間半かけて行ってました。行って波がない時もあり常に練習できるわけではありません。30分入るために3時半に起きて海に向かい30分練習して仕事に行くを繰り返した時期もありました。最低でも週2〜3は入れる環境づくりも大切です。
サーフィンレッスンを受け習ったことを意識して陸トレをする
最初はサーフボードに立つところからです。このテイクオフは後々斜面を滑るときに重要になってきます。テイクオフが遅いと斜面を滑ることができないし、アクションもできない状態になってしまいます。
テイクオフを自己流で練習してしまうと変な癖がついたり、間違ったやり方で体が覚えてしまうと立って斜面を横に滑ると言う時にテイクオフからやり直しが必要になります。自分がそうだったので・・・。なので、最初のテイクオフをきちんとスクールを受けて習得しておくことが近道になってきます。
サーフレッスンで受けたことを、メモして言われたことを意識しながら家で海に入らない日に練習を繰り返していくと立てるようになり、斜面を滑る楽しさを味わえることができます。私も最初の2〜3年はずっとテイクオフの練習をしていました。今でもテイクオフは練習しています。
どのスポーツも基礎ができてないのにしても、上達なんてできません。最初の土台作りは本当に大切です。水泳で言うと息を止めて水で浮く動作ができないと次の泳ぐ段階にいけないと思います。なので水泳スクールなどでは、まず顔をつけて体を浮くところから始めますよね。どんなスポーツも一緒で、基礎である土台作りを練習しないとできるものもできません。
テイクオフができるようになれば、次のステップでも上手な方にコツややり方を教わることでどのタイミングで、どこに意識するのか、体勢や力を入れる場所、重心位置、波のどの位置にいたらいいのかなど細かく意識してトライすることができます。
サーフスケートで動作練習をする。
自己流でしてしまうと、テイクオフ同様にライディングで癖が出てしまいます。なので、自己流でするのはオススメしません。今ではオンラインでプロがやり方を教えてくれる方もいます。自己流ではなく、プロのレッスンで教えてもらった内容を陸トレでサーフスケートを使って動作練習をしましょう!
プロのライディングをみてイメージトレーニングをする
スポーツはイメージトレーニングが大事です。自分の好きなスタイルで滑るライディングを見たり、今ではyoutubeでポイントややり方の解説などもあり環境的にも恵まれています。動画やスクールで習った部分を意識して陸でイメトレをしたりすることは科学的にも効果があると言われているので是非やってみる価値はあると思います。ただし自己流でしてしまうと、癖などがついてしまう場合があるので、第三者にみてもらいアドバイスを受けながらすることをオススメします。ビデオで自分で動作を撮って確認しながらすることもオススメします。
自分のライディングを見る
自分が動かしていると思ってても動画を見ると全く動いてなかったりするので、自分のライディングとイメージしていた動きができているのかを照らし合わせていく作業をしましょう。
照らし合わせていくことで、やっている時にもっと意識して大きく動かしてみたり逆にやりすぎているのなら手加減したりすることができます。自分のライディングを取ることは難しいと思うのでスクールでビデオを撮ってくれるところに頼んでみるのもいいと思います。友人に頼んだりする方もいます。私は初心者の頃、自分が入れないような時は撮ってあげたりしていました!私は友人に撮ってもらうのは気が引けるので、交代でライディングを取り合いこしたりビデオ撮影するスクールに頼んでいます。
自分のライディングをとれるカメラもあります。知人は携帯をセットして撮ってたりしていますが盗難された人もいたりするのであまりオススメはしません。
最初は浮力のある長く幅広い板で練習しよう
最初は浮力のある長く幅の広い板で練習することをオススメします。浮力のある長く幅の広い板で行うことで、安定性があるのですぐに立って滑ることができます。サーフスクールなどでも最初はスポンジボードで行っているとこが多いです。浮力のない短い板にすると難易度がかなり高くなってしまい立って滑ることが難しくなります。
最初は浮力のある長く幅の広い板で波を捕らえて滑る感覚を掴むことが上達する第一歩です。波を捕らえて滑る感覚を掴むことができれば次にステップに行くことができます。短い板にカッコよく乗りたい気持ちも分かります。しかし、最初は乗れる本数が多い方が挫折もしにくく、モチベーションも保てます。
行きつけのショップに行っている人はショップの方に聞くのが一番です。自分のライディングも見てもらえているので、自分のライディングに合ったものを選んでくれると思います!
まとめ
サーフィンが少しでも上手くなるためには、諦めずに続けることだと私は思います。途中で辞めてしまえばそこで終了です。
何をするにもやはり努力は必要になってきます。サーフィンはスポーツの中でもとても難しく上達するにもかなり時間がかかります。途中で投げ出したくなる気持ちも分かります。しかし、立って滑るようになるだけでも海の上を走り抜ける非日常、快感、楽しさを味わうことができます。
立って滑り出すまでに挫折しそうになりますが、是非サーフィンの楽しさを味わって欲しいです。
反復練習も出ないし、波やコンディションによって全然できないときもあります。しかし、陸トレやサーフレッスン(上手な人に教えてもらったり)、イメージトレーニングを行うことで時間はかかりますができることが増えます。できることが増えるとさらにモチベーションも上がり、楽しさも増えていきます!
幾つになってもやりたいことはトライしていきましょう!継続することでサーフィンの楽しさやサーフィンが少しづつ上達できるようになります。少しでも参考になれば嬉しいです!