健康診断は仕事をしている人は受ける人も多いと思います。
職業柄や周りも先輩や同級生が病気になってたり、癌で亡くなってたり30代も後半になってくると色々と心配になってくる方も多いと思います。
20代前半の時に子宮に腫瘍があると言われ、家系的にも癌家系のため言われた歳から毎年がん検診をしています。
がん検診について
現在我が国のがんによる死亡者数は年間37万人を超え、死亡原因の第一位です。そのうち、20〜60歳代前半の働く世代の方のがん死亡者数は全体の1割ですが、40歳を過ぎると年齢とともに死亡者数は増えていきます。
がん検診を受けることは、がんの無症状のうちに早期発見・早期治療でき、がんで亡くなることを防ぐことにもつながります。
がん検診の職域検診
日本のがん検診は大まかに市区町村が実施する住民検診、事業者や保険じゃが実施する職域検診、その他がん検診に分かれます。
がん検診の実施は任意なので定期健康診断や特定健康診査などに追加する形で行われます。
職域の健康診断の検診内容にがん検診が含まれているのかを確認してみてください。
市区町村の住民検診を受診することをお勧めします。
基本的に住民検診は規定年齢で対象となる人はどなたでも受診可能です。お住まいの市区町村のがん検診担当窓口やホームページ、広報誌などで確認してみてください!
私の職場は、病院関連にも関わらず最低限のことしかしてくれません。尿検査と肺のレントゲンのみです。なので、市の検診に申し込んで血液検査など受けました。また、私の住んでいる地域は同じ日付で実施しているがん検診も同時に申し込みできたので自分の住んでいるところでチェックしてみてください。
がん検診を受けるメリット
がんによる死亡を防ぐことです。若い子ほどそうですが、早期発見により治療が軽度で済むことです。また、検診結果で異常なしと診断されるとホッと安心して生活を送れます。
毎年子宮頸がんを受けてて、異常なしできていましたが、去年受けた結果で要検査となって今は3ヶ月に一度検査に行っています。子宮頸がんは軽〜中等度の場合正常に戻ることもあるようで2回目の検診で正常と診断を受けましたが、念のためと最近受診して現在結果待ちです。
がんになる前の病変を見つけて治療することにより、がんになることを防げます。
がん検診のデメリット
・偽陰性:実際にがんがあるのに、精密検査が不要と判定されること。
・偽陽性:がんがないのに、がんの疑いありと判定されること。
・過剰診断:成長スピードが極めて遅いなどの理由により、治療をしなくても命を脅かさないがんを発見すること。
・偶発症:検診や精密検査での医療行為による合併症を指します。
上記デメリットはありますが、何度も検査をしなおしたり、個人病院の場合は総合病院や県病院など大きな病院での再検査を勧められます。今ではセカンドオピニオンもできるので不安な方など受けるといいかもしれません。
※セカンドオピニオンとは、患者さんが納得いく治療法を選択することができるように、治療の進行状況、次の段階の治療選択などについて現在診療を受けている担当医とは別に違う医療機関の医師に「第二の意見」を求めることです。
早期発見のために
がんが周囲に広がる前に早い段階で発見できれば治る可能性も高まるそうです。どのホームページもがん検診を受けることで、早期発見・早期治療することが大切だと言われています。私自身もそう思います。異常がなければ、安心して生活を送れるし見つかれば早期発見・治療に繋がるので是非1年に一度がん検診に行ってみるのをオススメします。
厚生労働省ホームページより